SSブログ

ちゃんと終わらせる、はい。 [ごはん&散歩]

まだ第三舞台の余韻に浸り中です。
劇中にかかってた音楽を聴いては、そのシーンを思い出して泣いたり。
台詞や役者さんの表情を思い出しては、泣いたり。

結局泣いてます。

いやー、楽しい。


大千秋楽(夜)のカーテンコールでは、スタンディングオベーションを続け帰ろうとしない観客に向かって、鴻上さんが『ちゃんと終わらせることが、ちゃんと始まることになるんだからね。おしまい!』と観客を一喝したそうです(笑)

それを聞いて、なるほどなぁと妙に納得してみたり。
私は捨てられない性質で、色々とキープしときたがる。物も捨てられないし、とっくに終わった人間関係も断ち切るのが大変。その割にキープされる側になるとブチ切れてしまうんですが。

ご本人は覚えてるか分かりませんが、ふそうが休部になったとき栄一さんに「もう終わりにしてさ」って言われました。その時は何となく聞いてたけど、「俺たちは前に進むからオマエもちゃんと次に行け」って意味だったのかな。今さら意味に気付くとは、自分の愚かさにほとほと呆れます。




以下、覚え書き。
ゲホッと吐き出して、第三舞台のことは終わりにします。


「未来が見えないのは 不安じゃなくて希望」
 このセリフ言ってる高橋さんがキラキラしすぎて、あぁもう。
 じゃなくて・・・不安抱きながら生活してる私にはとても勇気づけられる台詞でした。

「絶望は怒りを生むが 諦めからは何も生まれない」
 たしかに怒りを鎮めたいときは諦めようとする。今、まさにその状態。
 許せない、でもムカムカする時間も気持ちも勿体ない。じゃぁ諦めるか・・・それも悔しい。難しい。

◇動き続ける筧ちゃんの魅力。「生命体」って筧さんのことだわ。

◇第三舞台の試合ってもっと難解で抽象的だと思ってたけど、めちゃくちゃ分かりやすかった。
 今回だけ?

◇サービス満載。芝居の流れ無視して長野さんのキグルミ。これが噂の・・・!
 筧さんの「俺、ケダモノなのよね」とか。
 私は一部しかわかんなかったけど、昔から知ってる人は興奮すんだろなーって。

◇ステージ上に大高・小須田・筧が一緒に立つと、インディー大高ジョーンズのテーマが脳内を流れる。

◇小須田さんが決断を迫られたときに「しかし・・・」と悩むシーン。シカシマン!
 (小須田さんはシカシマンじゃなくてリポデースーパーマンだけど。)

◇高橋一生さんが演じる、自殺した「ともだち」は亡くなった岩谷さんってことでいいのかな。
 第三舞台の人達は、鴻上さんは、岩谷さんのことが「ずっと好きだった」んだよね?

◇斉藤和義さんの「ずっと好きだった」がかかる。芝居内容と観客の気持ちと第三舞台からの想いがシンクロする。
 私ここでこめかみと喉の奥が痛くなる。こらえるの必至(T-T)

◇高橋さんがベテランに混じっても何の遜色も無い存在感。なにあの人。テレビと印象違う。

◇キリアスがバルコニーで演説再開したとき、黄色の花びら(紙吹雪)が奇麗だったけど、あそこはやっぱり現地じゃなくて映像で見てるんだって感じた。さすがにその場にいる気分にはなれず。

◇カメラワークすごいな、って感心してたら、板垣さんだったらしい。

◇レイは何でカンザキを拾ったんだろう?好きだったのかな?迎賓館で踊った時、カンザキのこと見つめてたよね?

◇地球のいいなりで平和に暮らせるならOKと言うアルテア星の人達。アメリカと日本。

◇アルテアを捨てて他の惑星に投資しようとする地球。「我々は生きてるんです!モノじゃない。生活してるんですよ!」と歯向かうアルテア側。日本とフクシマ。

◇ホットスポットという台詞にちょっと違和感。

◇小須田さんの首相は、けっきょく何を主張したかったのかイマイチわかんなかった。
 「だから何がしたいの?」っていう感情を持たせるのは、実際の日本の政治家に似せたのか。

◇高橋一生の一人二役、不自然じゃないけど・・・あの二人はどこかで繋がってるのかな?
 とにかく髪型(色も含めて)が気になって気になって。ギンガがかつらで、ともだちは地毛でしょ?
 映画館の大きいスクリーンなのに、生え際が不自然じゃないからどうなってるのかと思って。
 しかもともだちの時も、髪の毛ぺちゃんこになってないし。

「人生の最後にもう一度出会えてよかった」

◇最初の喪服は母体(劇団)が亡くなることへの弔いも込み?

◇悪い幻覚しか見ないはずなのに、カンザキにはずっと友達が幻覚として現れていた。
 辻褄合わない気もしたけど、結果的には苦しむことになったからいいのかな。

◇「ブログ」という言葉が何か恥ずかしい。それも狙いかな。

◇真理ちゃん巨乳じゃー。

◇大高さんは大高さんだなー。そこにいるだけで大高さん。

◇山下さんの横領笑った。しかもそれを脅しに使う筧ちゃん。

◇バックで出ていた小澤くん。親御さんが第三舞台フリークで子供のころから強制的にビデオを見せられていたとか。メインキャストでは無いにしろ、最後の最後に第三舞台のステージに立つなんてどんだけ親孝行なんだろうか。お父様のツイートに「第三舞台に間に合った」とありましたが、感慨もひとしおだったようです。

◇横浜であった勝村さんの生乱入見たかった(笑)

◇元劇団員の藤谷さんのブログを見たら、伊藤さんが生乱入した日、藤谷さんと利根川さんも来てて「二人も出ちゃいなよ」って言われてたみたい。逃げたそうですが・・・利根川さん、おどおどしてる印象だけど可愛らしい女優さんだったなぁ。

◇カーテンコールで大高さんが「嵐でも堂本くんでもなく、こちらに足を運んでくれてありがとうございました」と挨拶。この日、博多では両者のコンサートがあったとか。

◇拍手が鳴りやまないため、再度大高さん登場。「もう高橋、パンイチなんで(笑)空気読んでください」と、観客に帰るよう促す。

◇朝日新聞によれば、「岩谷は、泣き虫のようなおとなしい顔立ちをしていたが、いったん舞台に立つと躍動感に富むしなやかな演技と、切々としたせりふ回しで観客を魅了した。「明るい虚無」を体現する役者だった。」とのこと。これって高橋一生そのまま。(個人の感想。)鴻上さんは高橋さんに惚れてるのね。

◇映画館出ても、しばらく思い出しては涙こらえるの必至。電車の中大変。


昔からの第三舞台ファンには怒られちゃうかもしれないけど、私はIQエンジンをきっかけに第三舞台を好きになったので、鴻上さんの存在は結構二の次。もちろん鴻上さんあっての第三舞台だけど、私は役者さん達がきゃっきゃしてるのが好きでした。

そう、ミーハー。




さて、ちょっと日常に戻ろうε-(・д・`*)

観劇直後のあのスカーッとした感覚。心に溜まっていたススや汚れが粉砕されて、一寸の爆薬でシュパー!って体外へ吹き出してスッキリした感覚。(胃腸薬のCM的な。)
自分は生まれ変わった!くらいな気持ちだったのに、徐々にまた黒いドロドロなものが心に戻ってきました。もうちょっとキレイなままでいたかったんだけどヾ(;´▽`A``アセアセ

それでもしばらくは、劇中で使われた音楽をヘビロテして、少しでも黒いものが体内に入ってくるのを阻みたいと思います(*-人-)


「More Than This」Roxy Music

http://youtu.be/p9PAuWV-Vn0


「ラブレター」Rickie-G

http://youtu.be/3Lu8hDOeZWU


「恋する凡人」スピッツ

http://youtu.be/jDiy0amv8_4


「ずっと好きだった」「ずっとウソだった」斉藤和義

http://youtu.be/B1AxzZdKp2Y


DVD出たら買うー(´Д`*)たのしみー



* 2012.1.18追記 *


タグ:第三舞台
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。